■12月23日 神講(じんこう) 増田神社例大祭
各地を回檀した5組は、12月23日、増田神社(桑名市太夫)に一堂に会する。
神館(こうだち)神社(桑名市江場)から神主を招いて、増田神社の例大祭を執り行う。
警蹕とともに神殿の御扉が開かれ、神饌を供す。その後の祝詞を奏上し、玉串奉奠に移る。

参列は、太夫[親方]本人のみが許される。

神事の後、直会となり、講社としての一年間の決算を行うとともに、翌24日に増田神社境内で行う「総舞(総まわし)」の段取りを決める。

■12月24日 総まわし 増田神社境内
24日の「総舞」は、全5組の太夫、以下講社員が揃い、盛大に神楽が奉納される。

■12月25日 獅子の御霊入れ
新年に向けて、きれいに塗りなおした獅子頭や、新たに刷った神札を持ち寄り、神舘神社から神主を招いて、獅子に魂を入れる。

この後、大晦日には一年の回檀へと出発する。

北川央 「伊勢大神楽概説」(記録映像『伊勢太神楽』付録 北勢地域伝統文化伝承事業実行委員会 2004年)